花粉症でもっとも被害の多いスギ花粉について説明しています
日本では、花粉症の原因物質として最も多いのがスギ花粉です。スギ花粉以外で知られているものには、ヒノキやブタクサ、ヨモギ、ススキ、マツ、シラカバなどの花粉があります。欧米では、イネ科やブタクサ科の花粉症に感染している人が多くいます。花粉は植物のおしべが風によって運ばれることで広範囲に飛散するのですが、それぞれの植物によって飛散する時期が違うため花粉症になる時期がわかれば原因となる花粉がどの植物のものかがわかります。
スギ花粉症の発症率がこれほど高いのは日本独特の傾向で、スギが育たない北海道以外すべての地域でスギ花粉症が発症しています。日本人の10〜15%がスギ花粉症を発症しているといわれ、特に東京などの都心部では20%を超えているとのことです。
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